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ルピナス文庫 

はじめに

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2022年12月末での閉館が決まり、現在は曜日を問わず不定期で開館中です。
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 はじめに


ルピナス文庫の本について

ルピナスさん―小さなおばあさんのお話ルピナスさん―小さなおばあさんのお話
(1987/10)
バーバラ クーニー

商品詳細を見る



『ルピナスさん -小さなおばあさんのお話―』
 (バーバラ・クーニーさく かけがわやすこ やく ほるぷ出版)
自分の夢を叶えること。
そして、世の中をもっと美しくすること。
大好きなおじいさんとの約束を守るため、アリスは・・・。

私の大好きな絵本です。
 「世の中をもっと美しく」
年老いたアリスが蒔いた花の種のように、この家庭文庫の本が少しでも多くの笑顔に、幸せにつながるなら…。
そんな想い、願いを込めて ルピナス文庫 と名付けました。

互いのぬくもりを感じながら親子で絵本を楽しむ時間の、なんと短い事でしょう…。
近年、読み聞かせの良さも謳われるようになり、書店の絵本コーナーにも数多くの絵本が並ぶようになりました。
図書館等の読み聞かせにも、たくさんの親子連れが訪れているように思います。
しかしながら、せっかくの親子の時間を一層豊かにしてくれるような良書ばかりを扱っている書店・図書館は僅かです。
ぎっしりと陳列された本棚を前に、途方に暮れ、真に優れた本に出会えないまま、やがて本から離れてしまう親子も多いように思われます。

真に優れた絵本・児童書は「面白い」「楽しい」だけではなく、生きることの喜び、美しさ、真実へと親も子も導いてくれる素晴らしい力を秘めています。
子どもを想い愛する人々によって綴られた物語を、温かいお父様お母様の声とともに耳で味わい、語りかけてくる絵を、すみずみまで目で味わう…それが素晴らしい本であれば、作り手の子どもへの愛、世界への愛をも、喜びの中で親子一緒に感じ取ることができます。
少なくとも「つ」の付く年齢、9つまではそんな親子の時間をたっぷりと楽しみ、その後も子どもが望むなら子どもが高校生になっても楽しんでほしいと思います。

現在、文庫には1600冊からの絵本児童書を揃えています。
基本的には、目安の年齢別シールなどを参考にしながら、子ども達が自分で選んだ本を心ゆくまで何度も親子で楽しんでいただくのがおすすめです。ただ、一見地味に思えるような本や名作にこそ子育てを楽しむヒントが隠されてますので、リスト等も参考にしながら多くの本を楽しんで頂ければ幸いです。
(お子様が3冊選び、お母様が1冊選ぶ…というのが私の理想です。)

最後に、ちょっとしたお願いです。
教育的な配慮にありがちな感想の質問攻めは、お控えください。幼いうちは読中の食い入るような表情、読後の満ち足りた表情が、笑顔が何よりですので、教育的な事は抜きにして、どうぞ親子で楽しんでくださいますよう…。
ルピナス文庫の目的は、学習や知識より、笑顔です!
(小学校高学年にもなりますと、親子で感想を伝え合うのも、とても楽しい時間ですが…。)
ぜひ時間の許す限り、親子で楽しみ、喜びをわかち合ってください。

ルピナス文庫の本が少しでも多くの笑顔に、幸せにつながることを願っています。
どうぞお気軽に、遊びにいらしてください。

粗文ながら、ごあいさつに代えて・・・   
 ルピナス文庫 松本美樹

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ルピナス文庫の本について 食事絵本 おやつ絵本 

ルピナス文庫の本について

「食事絵本 おやつ絵本」

愛する子どもに食べさせてあげたいのは、どんなものでしょうか。

美味しいだけでなく、
食事であれば、子どもの身体を健やかに丈夫に育ててくれるような。
おやつであれば、子どもの心を満たしてあげれるような、明るく楽しくなれるような。
それも、真心の、愛情のこもったものを…。
可能な限り、そうである事を願って、お父様もお母様も、作り、買い物をなさっていることと思います。

絵本・本も同じです。
本は心の栄養ですから。

※「本」「ことば」が、どれほど大切な心の栄養であるかについては
『ことばの贈りもの』 
松岡享子著 東京こども図書館

を、ぜひご一読ください。
すぐれた育児書として、すべてのお母さまにお勧めしたい一冊です。


面白いだけでなく、基本的には心の食事となるような、子どもの心が太く健やかに伸びるような絵本・本を可能な限り揃えています。
その本が出版されるまでの全ての工程において、子どもの成長を真剣に考え、祈りと願いを込めて隅々まで丁寧に、愛情深く作られている本。
それを読んだ子が、生きること生活することが楽しくなってくるような本。
自ら考え、行動することに喜びを感じられるようになる本。
不幸探しではなく幸せ探しの名人になれるような本。
困難を乗り越える喜びを疑似体験させてくれる本。
そのような本を中心に集めています。

一方で、「おやつ」に相当するような絵本は、基本的には子ども達が自分の好みに合わせて自分で、一般の書店や図書室、図書館で見つけることができると思いますから、敢えて積極的に揃えてはおりません。
「おやつ絵本」が多ければ、子どもがスーパーでお菓子コーナーに行きたがるのと同じように、手軽に楽しめるおやつ絵本ばかりを手にすることでしょう。
文庫内には母の手作りおやつのような絵本も多くありますが、食事となる絵本とのバランスを見ながら慎重に選んでいます。

大手書店で平積みになっているような「今年の読者投票ナンバー1」「今年のベストセラー」のような本は、殆ど置いておりません。 残念ながら、売れ筋絵本の多くに「おやつ絵本」が含まれます。(キャラクター本に関しては、合成着色料たっぷりの駄菓子のようなものです。) ※おやつが駄目だということでは、ありません。バランスの問題です。  お米とお肉と野菜とお菓子を並べて、子ども達に人気投票をさせたら…ダントツでお菓子が1位ですね。
それと同じです。
人気がある食べ物は身体に良い、とはならないように
人気がある本=心の健康に良い本、ではありません。
10歳までに、どんな言葉を食べるか。
それは、子どもの心の健康、成長に大きく影響します。 はじめのうちは、「これのどこが良い(心に美味しい)のだろう…」と思われるかもしれませんが、
そのうち、じわじわと、心に効いてくるはずです。
とりわけ、声に出して読む母の心に。



食事と同じです。



大人と子どもと本との時間が
愛情とぬくもりと喜びに満ちた時間になりますように……。





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