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ルピナス文庫 

2014年 平塚ミヨ先生 講演会

2014年11月27日
電車を乗り継ぎ国立から、平塚ミヨ先生がルピナス文庫に来てくださいました。
初めてお目にかかる平塚先生の柔らかく、それでいて、御年80を越えていらっしゃるとは思えないほどに、しゃんとしていらっしゃるお姿に館主の心がときめきます。
外は前日までの雨が嘘のように晴れ渡り、気持ちの良いお天気。
参加数21名(お風邪で1名欠席)の皆さんの熱いまなざしの中、この日のルピナス文庫には、大人のための魔法が掛かりました。
平塚ミヨ先生による 「おはなし! おはなし!」 の はじまりです。

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出だしから、早くも館主のハートはズキュンっと、射抜かれてしまいました。
「話す」ということと「語る」ということの違いについての深いお話の合間に
小さな袋から現われた身長30センチほどの白髪のお友達。
あぁ、なんてキュートなんでしょう…。 
館主の目は釘付けです……。
(あぁ、お友達のお名前を伺って、写真を撮らせていただけばよかった…と、先生がお帰りになった後に大後悔の館主でした…。)

目をつぶると、ウィンドチャイムにも似た、妖精が奏でるかのように優しく美しい音色が聞こえてきて……。

もう一度、音色が聞こえて、いつものルピナス文庫に戻るまで2時間。

お越しいただいた皆さまに、それぞれの世界が広がったのではないでしょうか…。

館主は…。
館主も我が子も大好きな「鳥呑爺」の絶妙な語りに大笑いし、
先生と先生のご主人の、「鳥呑爺」と「3・11」にまつわるエピソードに涙し…。
「太郎コオロギ」に、館主自身が小学生のころに通った木造校舎を思い出して笑い…。
(札幌の新設校で玄関も窓も2重構造の鉄筋コンクリート校舎に慣れていたため、都内に引っ越した初日、木造校舎の玄関の砂まみれの様子に母とたじろぎ、「土足の学校なのね、きっと…」と、土足で挨拶に上がり、注意されてしまった話とか…苦笑)
おはなしには、人の生き方まで変えてしまう不思議な力がある…とのエピソードに涙し…。
プログラムにはなかった「がまくんとかえるくん」のおはなしには…
知っているはずのおはなしが違う角度から迫って来る感覚に、多くのことを想い、考えさせられ。
ルピナス文庫に本も無いため、プログラム印刷中から娘二人がしきりに気にしていた「ねずみの小判干し」。
なんとも、平塚先生の語りが、リズムが、音色が、愉快で楽しくて…。
ちょうど3日前に上橋菜穂子さんのアンデルセン賞受賞記念講演会に参加した際、上橋さんが「祖母の語りが大好きで、気付くとよく踊っていた…」とおっしゃっていたことを思い出していました。
楽しいおはなしに笑い、それにまつわる先生と先生のお母さまとのエピソードに、何度も何度も、涙をぬぐいました。

最後の、「おとっつぁんのすることはいつもいい」
可笑しくて、でも、ちょっと反省してしまったりもする、このおはなし。
知っているおはなしでしたが、
先生の「おとっつぁんのすることは いつもいい」 の響きが、なんとも優しく、愛情深くって……。
なんだか急に、遠く日本の真裏にいる夫に会いたくなって、ホロリとしてしまいました…。


あっという間の、夢のような2時間。
皆さまそれぞれに、きっと 色んなことを想い、感じ、笑って泣いた2時間だったのではないでしょうか…。
皆さまの笑い声、そっと目元をぬぐわれるお姿が、印象的でした…。


お昼は、平塚先生をかこんで、皆さんとお弁当を頂きました。
「大地と繋がるご飯」をコンセプトに作ってらっしゃる「さとのごはん」さんのマクロビお弁当。
メニューは
高野豆腐入りカポナータ
麩入り豆腐ハンバーグ
サツマイモとリンゴの茶巾
菜の花ゴマクリーム和え
千切り野菜塩もみサラダ白バルサミコ風味
ごぼうとレンコンのレモン風味
大根と揚げの甘酒煮
雑穀入り五分搗きご飯 
(携帯にメニュー表が届いていたことに終了後に気付き、皆さまにお伝えできず申し訳ございませんでした・泣)
ひとつひとつ、心のこもったお料理で、美味しかったですね♪
写真は、お弁当を食べながらご歓談いただいている様子です。
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お弁当の最中も、
「ねずみの小判干し」が『おはなしのろうそく26』に収録された際のエピソードなど、
笑いあり、涙ありの さまざまなエピソードをお聞かせいただきました。
あっという間に、先生のお帰りの時間となり、
皆さんの名残惜しそうな表情の中、国立へとお戻りになられました。
先生がお帰りになったあとも、15時くらいまで
皆さまとお話しながら感動を共有できましたことも、楽しく嬉しい時間でした。

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皆さまがお帰りになったあとの余韻が残っている文庫の様子……。


「ことだま」
昔から「ことだま」「ことだま」と思って
ことあるごとに、折に触れて、自分の口から出す言葉、子どもが口にする言葉について
考えたり、反省したりしてきました。

この日の、ほんの数時間
平塚先生のお話を、語りを聞かせて頂いただけですが、
きっときっと
まだ40の私には、戦争も経験していない私には想像もつかないほどの
喜びを、悲しみを、山を谷を、ひとつひとつ丁寧に越えていらした方だからこそ
平塚先生の言葉は こんなに深く胸に響くのだ…と、強く感じました。

今もまだ、先生の語ってくださった「おはなし」と、お話が
頭の中で、心の中で ふわふわと渦巻いていて
ゆっくり、言葉が着地するのを待っている感じです…。

「だれにでも できることよ」
そのお言葉に
背中を押していただいたと同時に、背中に一本、芯をさしていただいた気持ちがしています。

平塚先生、本当に、ありがとうございました。
娘たちが羨ましがっているので、温かくなりましたら
是非、先生の「おはなし」を聞きに、国立まで娘達と出かけたいと思っています。

今回の講演会にあたって、
企画と司会をしてくださったTさん、
最寄り駅まで車送迎してくださったHさん、
受付をしてくださったKさん、
ありがとうございました!

こんな企画を、ゆっくり、のんびり、続けていけたらいいな…と願っています。
皆さま、また是非遊びにいらしてください!


さぁ、12月8日は「ことり文庫」さんです♪
ちいちゃな可愛いお嬢さん二人も、一緒に来てくれます♪
さぁて、配置はどうしようかなぁ…♪
お楽しみに!
(おかげさまで、満席となりましたが、ご希望とあればキャンセル待ちもお受けできますので、ご連絡くださいませ♪)

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